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雪崩情報【立山エリア(Tateyama Area)】 17/11/29

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2017年11月29日7時発表の立山エリア(Tateyama Area)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):fair

Avalanche Problem留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

N NE E SE

誘発の可能性

発生しうる規模

稜線、支尾根直下の急斜面に注意

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

急斜面に注意

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(28日)、2400m付近の東斜面で自然発生の面発生雪崩、サイズ1.5を観察。2400m-2700m付近の北斜面で人的誘発により複数の点発生雪崩サイズ1を観察。

積雪 / Snowpack

昨日、北斜面の積雪表面の再結晶化が観察されている。この上に昨夜からの風により新たなウインドスラブが形成されている見込があり、結合に注意が必要。

気象 / Weather

6時現在、標高2450m付近では、みぞれ、強い西寄りの風、気温-1℃。気象庁の発表では、サハリン付近を北東に進む低気圧からのびる寒冷前線が北陸地方を通過し、午後は次第に冬型の気圧配置となる見込み。このため、山麓では曇り時々雨となる予報。

Travel Advisory行動への助言

視界が悪く周囲の地形の確認が難しく、みぞれと強風による低体温症にも注意が必要な状況です。安全のマージンを取った慎重な行動をお勧めします。夜間から強まった西寄りの強い風の影響により、風下の稜線や支尾根直下に新しいウインドスラブが形成されている見込があり、旧雪との結合に注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう岩、深い沢、がけ等の「地形の罠」が露出しています。自分がどんな場所にいるか注意して行動してください。気象庁は天候の悪化を予報しています。雪の移動や降雪量の変化で雪崩危険度は上昇します。気象の変化に十分注意してください。