TOP > 雪崩情報 > 雪崩情報 > 2018年3月13日6時発表

雪崩情報【かぐら谷川武尊(Kagura/Tanigawa/Hotaka)】 18/3/13

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2018年3月13日6時発表のかぐら谷川武尊(Kagura/Tanigawa/Hotaka)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):moderate

Avalanche Problem留意すべき雪崩

湿雪 Wet Snow

標高帯

斜面方位

SE S SW

誘発の可能性

発生しうる規模

低い標高では全方位に注意が必要

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

NE E SE S

誘発の可能性

発生しうる規模

稜線、支尾根直下の極端な急斜面のウインドスラブに留意

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(12日)、1800m付近で雪庇の崩落による面発生雪崩サイズ1の報告があった。

積雪 / Snowpack

9日の雨の影響は標高2000m以上。積雪表面はクラストを形成し、標高の高い場所ではその上に昨日朝までの風の影響を受けた降雪が15~30cm程載っている。風を受けやすい稜線ではクラストがむき出しになっている。低い標高の積雪内部は、雨の影響で濡れて結合が弱い状態が続いている。

気象 / Weather

5時現在、標高700mのアメダス藤原周辺での新たな降雪はない。気象庁の発表では、高気圧に覆われるため、晴れ。山麓では気温が15℃まで上昇する予報。

Travel Advisory行動への助言

日中晴れて気温が上昇する予報です。気温の上昇や日射の影響で危険度は上昇します。日射の影響を受けやすい南向きの急斜面からの湿雪点発生雪崩や、クラックが開いている場所からの全層雪崩に注意し距離を十分とってください。自身が斜度の低い場所にいても上部の発生区に注意が必要です。高い標高帯では、局所的に形成されている新たなウインドスラブの存在に留意してください。深い谷や崖などの、雪崩のサイズは小さくても被害を大きくしてしまう「地形の罠」の存在にも注意を払って行動してください。稜線では斜面は固く凍結しており、滑落にも注意が必要です。