雪崩ハザード評価の登録

投稿者 長井 淳

投稿日時:2020/02/03 13:26

エリア谷川・かぐら 山岳谷川岳 場所谷川岳BC

観察日付:2020/02/03


標高860m〜1900m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -0.8(1130hrs / 1900m) 〜 7.0(1230hrs / 860m)


天気

午前CLR 雲量0
午後CLR 雲量0


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 1000hrsまでOVC 1100hrsでSCT ALPではM,W 稜線支尾根では雪の移動が見られた。


雪崩データ


雪崩などの観察 標高1300m,E向沢状でノール状の極端な急斜面にて、SE面より湿雪面発生雪崩,Sa,size1,↓20cm,W5m,L20m その他、日照面極端な急斜面にてsize1湿雪点発生雪崩、スノーボール複数確認。 標高1900m稜線直下,N向の極端な急斜面にて、WS,Na,W30m以上,↓20cm,size1〜1.5。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 ALP稜線支尾根付近は風の影響により積雪は削剝され、風下に堆積し、↓20cmのWSが形成されている。 昇温により、広範囲で沈降が進んだ。 全方位の特徴ある極端な急斜面にて、グライドクラックが複数確認できた。


観察に関わるコメント


先々週、先週に比べて沢ボトムの積雪量はほとんど変わらない。 グライドクラックへの転滑落に注意。 高巻き時、沢への転滑落に注意。

現地画像

現地画像

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