雪崩ハザード評価の登録

投稿者 野高健司

投稿日時:2020/01/02 17:47

エリア八甲田 山岳岩木山 場所厳鬼山直下

観察日付:2020/01/02


標高245m〜1330m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -10.3(1430hrs / 1330m) 〜 -3.6(1025hrs / 1025m)


天気

午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10


降水種類

午前S 雪
午後S 雪


降水強度

午前S-1
午後S-1


HST


HS Range


風速

午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前W
午後W


飛雪


気象コメント 時折日が差した 一日の行動中、風向がめまぐるしく変わったが、概ねW。


雪崩データ


雪崩などの観察


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 標高605m地点でHS100cm、標高1015m地点でHS235cm。以下標高1330m地点(厳鬼山直下・SW向き斜面)での観測。HS255cm、↓98厚み0.5mmのMFcrの上に新雪が載る。新雪層内は風の影響を受けて多様。森林限界付近になると、ウインドスラブの発達が顕著だった。


観察に関わるコメント


ここ数日降雪が続いているが、まとまった積雪がないうえに、風の強い日が多いため、森林限界付近はウインドスラブの発達が著しい。スキー場トップ周辺の藪は依然濃く、入山は困難。標高600m以上のブナ純林~森林限界は概ね藪が埋まり、快適に行動が出来るが、標高600m以下は藪が濃く、登行も滑降も難儀する。ツアーはまだ一般的ではない。

現地画像

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