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『雪崩通信 vol.1』

『雪崩通信 vol.1』 『雪崩通信 vol.1』 体裁:A4版, all 4色, 48頁
発行:特定非営利活動法人日本雪崩ネットワーク
定価:1,000円(税込)

『雪崩通信』は、一般啓蒙書がカバーしていない重要なかつまたタイムリーな話題について、信頼性の高い情報を掲載し、ガイドやスキーパトロールなど一般ユーザーの安全に係わる現場プロや、レクリエーショナルのバックカントリー・コアユーザーに対して良質のリソースとなり、雪崩コミュニティに貢献することを目指した雑誌です。2008年11月に創刊されました。年1回の発行となります。

創刊号では、2008シーズンの気象および雪崩インシデントの概況や国際ワークショップISSWといったレポートとしての内容から、シングルもしくはデュアルアンテナのビーコン・ユーザーが、ピンポイント捜索の際に留意すべき電波特性に起因する重要な現象など、以前より海外では一般的に知られているものの、日本ではあまりその知識が広まっていない内容などをカバーしています。
また、山岳における雪崩事故は、そのほとんどが当事者による誘発であることから、「人が誘発する」という視点での雪崩発生メカニズムの理解が欠かせません。スイスとカナダにおける豊富なデータを元にした論文を引用しつつ、人が誘発する雪崩の基礎的な知見を整理しました。誘発メカニズムを理解することで、弱層を構成する雪以上に、層構造やスラブ特性を理解することの重要性、そして弱層テストが決定的な意味を持たないことや地形理解がいかに重要であるかが、よく理解できるようになります。
『雪崩通信 vol.1』PDF版がダウンロードできます。
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vol. 1 contents
7 Intro
8 Season Roundup ─ 2008シーズンを振り返る
─1. 冬の気象概況
─2. 雪崩インシデント
─3.「雪の掲示板」を通してみた1月下旬のアバランチ・サイクル
14 Topics ─長期予報がはずれた背景・2月の低温について
16 Report ─ISSW 2008 Whistler
“理論と実践の融合”を目指した国際ワークショップの報告
22 Incidents ─妙高三田原山の大規模雪崩
25 Incidents ─金山沢でのインシデント
26 Incidents ─Thunder Canyonでの出来事
28 Knowledge ─雪崩の基礎知識・人が誘発する雪崩
32 Field Report ─管理で発生させた大規模雪崩
34 Report ─道路雪崩の特徴・平成18 年豪雪の実態調査から
36 Rescue ─ピンポイント捜索時に出現する留意すべき現象
38 Rescue ─埋没者の効果的な掘り出し方の模索・V字コンベアベルト
43 Snow BBS ─「雪の掲示板」協力者インタビュー
44 Investigation ─2つのBCユーザー層・アンケート調査の報告

46 Vision ─JAN の目指すところ・情報の共有とリテラシーを軸として
47 On Snow ─JANプログラム日程
48 Fracture Line

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