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雪崩情報【谷川武尊エリア(Tanigawa/Hotaka Area)】 17/3/31

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2017年3月31日7時発表の谷川武尊エリア(Tanigawa/Hotaka Area)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):good

Avalanche Problem留意すべき雪崩

湿雪 Wet Snow

標高帯

斜面方位

S

誘発の可能性

発生しうる規模

グライドクラックのある急斜面に注意

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

旧雪との結合に注意が必要

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(30日)、南斜面、標高2000m付近で、過去24時間以内に発生した人的誘発による面発生雪崩サイズ1.5、日中、南向きの急斜面で自然発生による多数の湿雪点発生雪崩サイズ1-2の報告があった。

積雪 / Snowpack

昨日の日射と昇温により積雪は沈降し、南向きの急斜面では積雪表面は濡れ、夜間再凍結した。低い標高では全方位で積雪は融解し、夜間の冷え込みが弱く、積雪内部は濡れており結合が弱い。高い標高帯ではあらたな降雪があった。

気象 / Weather

6時現在、標高1590mで過去12時間に4㎝の降雪。標高700mでは2mmの降雨。気象庁の発表では、はじめ高気圧に覆われるが、低気圧が日本の南を発達しながら東北東へ進む見込み。このため、概ね曇りで、夜遅くには雨や雪、最高気温6℃の予報。

Travel Advisory行動への助言

低い標高では全層雪崩の可能性や大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩に注意してください。高い標高帯では新たな降雪と旧雪との結合に注意してください。雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう立木、崖、クラック等の「地形の罠」の存在に注意を払い、凍った斜面での滑落やクラックへの転落などにも注意して行動してください。