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雪崩情報【谷川武尊エリア(Tanigawa/Hotaka Area)】 17/3/29

[ 特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク(JAN) ]
2017年3月29日7時発表の谷川武尊エリア(Tanigawa/Hotaka Area)の雪崩情報を お知らせします。

Danger Rating雪崩危険度と傾向

信頼度 (confidence):fair

Avalanche Problem留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind Slab

標高帯

斜面方位

NE E SE S

誘発の可能性

発生しうる規模

稜線、支尾根直下の急斜面に注意

ストームスラブ Storm Slab

標高帯

斜面方位

All

誘発の可能性

発生しうる規模

地形が積雪を支えない急斜面に注意

標高帯

斜面方位

S

誘発の可能性

発生しうる規模

積雪の薄い場所や、グライドクラックの開いている急斜面に注意

Summary概要

雪崩 / Avalanche

昨日(28日)、森林帯の風下の急斜面で人的誘発により面発生雪崩サイズ1-1.5を複数観察。低い標高の急斜面で自然発生による湿雪点発生雪崩サイズ1の観察があった。

積雪 / Snowpack

最近の荒天により、標高が高く積雪の多い場所では厚さ50cmほどの降雪があり、徐々に沈降してきている。この積雪内に粒度の大きな低密度の層があり、結合に注意が必要。北寄りの風により、風下の稜線、支尾根直下にウインドスラブが形成されており、この下部の低密度の積雪層との結合が弱く、人の刺激に反応している。低い標高では夜間の冷え込みが弱く、積雪内部は濡れており結合が弱い。

気象 / Weather

6時現在、標高800m付近では3cmほどの降雪があった。気象庁の発表では、高気圧に覆われる見込み。このため、北の風、晴れ時々曇り。最高気温8℃の予報。

Travel Advisory行動への助言

高い標高帯の稜線、支尾根直下の急斜面に残るウインドスラブ及び、斜度が急激に変化する場所や、開けた急斜面でのストームスラブの誘発に注意してください。雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう立木、崖、クラック等の「地形の罠」の存在に注意を払ってください。低い標高では全層雪崩の可能性に注意してください。晴れて気温が上昇する予報です。日射の影響を受ける南向きの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩に注意して行動してください。